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不動産

不動産投資初心者のために失敗を予防する不動産投資のポイント4選

2021年4月16日 金曜日

前回の記事では、不動産投資の基本についてご紹介しました。

今回はもう一歩先に進み、「不動産投資初心者が失敗しないための4つのポイント」を解説します。

不動産投資初心者の失敗は、以下の3点が原因となっていることが大半です。

  1. 「計画」の不足
  2. 「知識」の不足
  3. 「情報」の不足

入念な下準備によって「計画」「知識」「情報」を万全に整え、この記事でご紹介する4つのポイントを押さえれば、不動産投資のリスクを大きく軽減することができます。

不動産投資初心者の方にも分かりやすいようまとめていますので、ぜひお気軽にご活用ください。

①身の丈に合った不動産投資プランを立てる

まずは、不動産投資の根幹となる「計画」を整えましょう。

そのためには身の丈に合った不動産投資プランが欠かせません。

日本ワークスが2020年に行った調査によると、不動産投資の失敗理由としてもっとも多かった回答は「想定以上に費用がかかった(71.8%)」となりました。

身の丈に合った不動産投資プランを立てていなかったため、背伸びした物件に手を出してしまったor修繕の必要性を考慮していなかった、などの理由で出費がかさんだものと思われます。

不動産投資を始める目的は何か。

不動産投資によって、いつまでにどの程度の収入を得たいのか。

こうしたごく基本的なプランをまず明確にし、それに沿った綿密な収支シミュレーションを立てることが重要です。

②複数の書籍やセミナーから多角的に情報を得る

情報を得るための手段が数多くあふれている現代。

まずは手軽に書籍やブログから始めてみるのもいいですが、個人や不動産会社が実施している不動産投資セミナーに参加するのもおすすめです。

この際に気をつけたいのが、決してひとつの情報源に頼り切ってしまわないこと。

書籍やセミナーの中には、不動産投資のメリットばかりを強調するものも少なくありません。

不動産投資初心者をいいように操り、自分や自社の利益につなげようとする悪徳業者だっているかもしれません。

そんな悪者のおいしい話に乗ってしまわないためにも、必ず複数の情報源を手元に置き、目の前の情報の信憑性をはかれるようにしましょう。

③信用できる不動産会社を選ぶ

前述した日本ワークスの調査によると、不動産投資の失敗原因として「不動産会社選び」と回答した人は、全体の31.5%(3位)にのぼりました。

同調査では、不動産会社を選ぶうえでのポイントについてもアンケートを行っています。

結果、上位3つの回答は以下のようになりました。

  • 1位:実績は売上高(66.9%)
  • 2位:担当者の対応(66.1%)
  • 3位:物件の良さ(44.6%)

不動産投資における実績や売上高が最重要視されるのは当然ですが、それに引けを取らない勢いで「担当者の対応」が挙げられるという結果に。

「会社」だけでなく「人」の良し悪しも見極めることの重要性が表れています。

不動産会社は、不動産投資のプロです。

いくら頑張って知識や情報を身につけても、不動産投資初心者がプロのサポートなしに投資を成功させることは困難です。

満足できる不動産投資のために、信頼に足る不動産会社かどうかを判断するようにしましょう。

④物件は数字だけでなく実際に目で見て判断する

「遠方だったから現地には行けなかったけど、利回りがいいから物件購入を決めた」

「実際には数字には見えない欠点がいくつもあって、空室続きで物件を手放さざるを得なくなった…」

これは、不動産投資の失敗談として非常によく聞く話です。

地方の不動産を購入する場合に、現地には赴かず、数字やインターネット上の情報だけで購入判断をする方がいますが、これは絶対におすすめしません。

  • 車所持が一般的な地域なのに、駐車場がついていない
  • 近所に工場があり、騒音や異臭騒ぎでたびたび近隣住民とトラブルになっている
  • ゴミの分別方法が極めて厳しいうえ、ゴミ捨て場まで距離がある

など、実際に見てみないと分からない欠点が潜んでいる可能性が非常に高いためです。

せっかく不動産を購入しても、空室が続けば収入には繋がりません。

空室を避け、長く安定した収入を得るためにも、物件の見極めには手間と時間をかけるようにしましょう。

まとめ

不動産投資初心者が陥りがちな失敗をもとに、必ず押さえておくべきポイントをご紹介しました。

大切なのは、じっくり時間をかけて投資プランを練り上げること。

手間を惜しまず、多角的な情報や知識の収集を行うこと。

そして、頼れるパートナーを見つけることです。

不動産投資は「これから始めよう!」という初心者の方ほどつい勇み足になってしまいがち。

はやる気持ちを抑え、腰を据えて不動産投資と向き合うことが大切です。